仙龍寺の新しいお札「孔雀明王」の授与開始

 

第13番仙龍寺より、新しく「孔雀明王」のお札の授与が開始されました。授与開始に際し、是非皆様にご利益をお受けになっていただきたいと思います。詳細な授与方法やお札の効能については、下記をご覧ください。

以前より当山の本堂におまつりしていたお厨子、寺内の者も秘仏として中を見たことはありませんでした。ある日の朝、本堂内に野生動物が入ってきた痕跡が(恐らくはハクビシン、当山ではよくあることです)ありお厨子が落ちてしまっておりました。その中から出てこられたのが孔雀明王様でした。
孔雀明王様はその名の通り孔雀に乗っておられます。孔雀は毒蛇や害虫を啄むことから、転じて人々の災厄や苦痛を取り除く功徳が孔雀明王様にはあると古来から信仰されてきました。また手に持つ吉祥果(ザクロ)は子宝・子孫繁栄のシンボルと言われ、明王様でありながら慈悲相(優しいお顔)を持ち女性からの信仰も厚かったようです。
長年秘仏としていらっしゃった孔雀明王様が出てこられたことに何かのお導きと感じ、今回御札を制作しました。孔雀明王様のお姿は、ご縁のある若手日本画家の方にお願いしました。
どうぞ皆様、ぜひお受けになり、孔雀明王様のご利益を多分にお授かりくださいませ。

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