【御真言】 オン コロコロ センダリ マトウギ ソワカ
弘仁十二年弘法大師嵯峨天皇の勅命により満濃池修築の砌、その偉功を称えて恩賜りを給わり、末世憐民の勝計を廻らして当寺を建て、両部の秘法を伝え満濃池鎮護の霊刹となし給い、大治五年座堂再建二大門営築。明徳四年堂宇再建し益々隆盛していたが、天正九年九月戦火の時、伽藍一切を焼失し廃寺となる。昭和九年高祖大師一千百年御遠忌をむかえ、満濃大師会を結成し、大師会の発願により古の面影を偲ぶ神野寺として堂宇の一部を再建する。 満濃池堤防では、日曜・祭日かりん市が開かれ終始賑わっている。